家にいてもSDGsが学べる!! 高大生と一緒に考える身近で深ぁ~いSDGsを知る時間「ユースリーチ公開講座×SDGs集中講座」。テーマ選びから準備、当日の運営、講師との打ち合わせなど、すべてユースリーチのメンバーと考えてきました。

1回目のテーマは国際理解「お隣さんは外国人 多文化共生ってなあに?」
ゲストは、NPO法人ムワンガザファンデーションの小林フディアさんと、国際交流コーナーで国際交流員を努めるナラスさん。

小林フィデアさんは、結婚を機にパートナーの故郷・長野県飯綱町にタンザニアからやってきました。日本に来てよかったことや、結婚して同居した義父と義母の存在がとても大きく大切だったことなどを含めて「長野はとても良いところ」とエピソードを語りました。

参加者の心をつかんだのは「タンザニアの4つの宝物:お年寄り、子ども、障がい者、お客さん」の話。
お年寄りには生きる知恵がある。
子どもは希望があり、みんなで育てる。
障がい者は神様に一番近い存在。弱く、かわいそうな人ではない。
そして、隣の村や外国から来るお客さんを大切にする。
タンザニアに根付いている助け合い、分け合う精神に感銘を受けました。

ナラスさんは、長野市在住の外国籍の方の人数やどこの国から来ているのかなど、基本的なデータを示してくれました。ここ数年で増加しているのはベトナム人の技能実習生とのこと。

外国籍の人たちは、日本語のあいまいな表現や、複雑な数の表現、丁寧語や謙譲語などの難しさに困っているそうです。簡単に、はっきりとわかりやすく「やさしい日本語」で伝えることが大切です。

ここで、ユースリーチの高大生が企画したワークショップ。「やさしい日本語」に言い換えてみよう!をクイズ形式で参加者に投げかけました。
「避難」を言い換えると?「つきあたりを右に」は?
ゲストの二人にもアドバイスをもらいながら、みんなで学びました。

短い時間でしたが、とても内容の濃い講座でした。