「ユースリーチ公開講座×SDGs集中講座」 2回目のテーマは、ジェンダーレス「今からでも遅くない! ジェンダーレス」でした。
ゲストは、元養護教諭で「川中島の保健室」の白澤章子さん。

紙芝居を使いながら、性について話してもらいました。
人間が生まれる前からどうやって性が決まっていくのか?(あるいは決まらないのか?)
もともとすべての受精卵は女性で、それがいくつかのタイミングで男女を分けていく。
カタツムリは雌雄同体。ウミガメは卵が埋まっていた砂の温度で性別が変わるそうです。

驚きと感動に満ちたお話。

トランスジェンダーの「マコト」さんが、参加者に「男らしさ」「女らしさ」って?と問いかけます。LGBTQ、多様な性が存在する中で認め合う社会をどうしたら築けるでしょうか。

最後に白澤さんから「妊婦さんはなんで生まれる前に性別を聞きたがるのでしょう?」という問いが投げられ、後半のブレイクアウトセッションへ。

各グループで白澤さんの話について感想をシェアし、自分の体験や自分の周りの人たちのことなどを語りました。

参加者の中にいた中学校の先生は、「子どもたちにこういったことを学び考える機会をどう作ったらいいか?」を考えたいと言いました。

また、高校生からは「生徒会は男女半々だけど、なぜか【会計は女子】とか役割が固定していておかしい」、「子ども服の色はどうして【女の子はピンク】、【男の子はブルー】?どっちでも選べるようにしてほしい」など、素朴で重要な疑問も出ました。

講師のお話は、尾形望さんによるグラフィックレコーディングで記録しました。しばらく「長野市市民協働サポートセンターまんまる」に掲示していますので、ぜひご覧ください!!