「2050ゼロカーボン(2050年までに温室効果ガス排出ゼロ)実現に向けて」をテーマに2021年8月20日(金)、長野市役所と市芸術館からオンラインで配信する「信州環境フェア2021」が開かれました。

気候変動問題にムーブメントを起こしている高校生や大学生による「学生プレゼンテーション」の部でユースリーチは、ゼロカーボン実現のための3つのアイデアを発表しました。

1.カーボンフットプリント
 商品やサービスに係る全ての温室効果ガス量を「見える化」するよう、商品にカーボンフットプリントを掲載したり、買い物後のレシートに記載するなど。

2.温室効果ガス削減量のマネー化
 各家庭の温室効果ガス削減量に応じて商品券などと交換できる仕組みや、買った商品の二酸化炭素排出量に応じて支払いに使えるポイントを付与するなど。

3.公共交通機関や自転車で完結できるまちづくり
路線バスの拡充、自転車専用道路の普及、シェアサイクルサービスの充実などによって、自動車から排出されている二酸化炭素を削減する。

アイデアの発端は「ゼロカーボンをめざすのは分かるが、規模が大きすぎて自分事として考えにくい」ということ。「どうしたら自分事として考えることができるだろうか」を話し合って、3つのアイデアにまとめました。

学生のプレゼンを聞いた長野市の加藤久雄市長から「一つひとつの積み重ねが大きな力になると感じた」と、コメントいただきました。

信州環境フェア2021実行委員会 サイトより