近年、ペーパーレスやファストな娯楽が求められるようになり、紙の本の存在価値が段々と薄くなってきている現状があります。これに対し何かできないかと思い、価値の下がった本をもう一度大切にする文化をつくりたい。

そんな思いではじめた「Breeze Book Project」。

寄付や古本屋で安く売られてしまっている本を集め、高大生の手で新たな帯をつくったり、しおりをつけたりして、来ていただいた方に本を紹介しながら販売しています。

地域の小中学校や大学にチラシを配布し、寄付してもらえる本を出店当日にもったきてもらい回収します。本を持ってきてもらいながら、本を売っていることも伝え、新しい本との出会いの場を提供しています。

本を大切にするうえで「捨てない」という選択肢を示しています。

2021年8月28日(土)は、長野市の権堂イーストプラザで出店しました。
9月19日(日)は千曲市の屋代駅前「和カフェよろづや」で行われた楽市楽座に出店しました。