伝えることを意識した広報について個人ワークをしながら講義形式で学ぶ、NPOステップアップ講座「伝えるための広報講座」を6月26日(土)に、もんぜんぷら座304会議室で開きました。

講師は、ソーシャルデザインセンター代表の岡田義彦さん。

広報には、4つの役割があると言います。
1.自社と社会の架け橋としての役割
2.コミュニケーションハブとしての役割
3.ブランディングを推進する役割
4.メディアリレーションズで良好な関係構築する役割

広報の種類は、社内広報や社外広報、有料広告と無料広告など。
プレスリリースを有効に利用してメディアを味方にし、マスコミに取り上げられればベスト。マスコミが取り上げたいテーマは、社会性・公共性・新規性・弱者救済で、マスコミが欲しがっているネタは「感動」と「特ダネ」だそうです。新聞は40代以降に有効な媒体。また購読者が多い地域なども意識したいところ。

個人ワークでは、5つのポイントを考えました。
1.あなたの商品、サービスはなんですか
2.その目的は、何を目指しているのか
3.誰のための商品、サービスか
4.その人はどういう人か、年齢、性別、仕事、興味など絞り込み
5.その人にどう伝えますか

広報する上で重要な要素は、①目的②目標③ターゲット④戦術。広告費はコストだと思われているが、これは投資だと考えるべき。新規客は重要ですが、やはり既存客をいかにリピーターとして呼び止めていくか。時間、人手、お金がない中での広報活動は苦労が多いが、広報にも戦略が必要との話に、納得しました。

参加した高校生は「人にどうやって伝えればよいのか、これからに役立ちそう」感想を話しました。